【在宅ワーク】【光回線なし賃貸】工事不要でできる対策とは?

在宅ワークという働き方を目指していましたが、求人には光回線の環境が必須という記載があることが多いです。

私の家は無料Wi-Fi(速度がよく遅くなる…)賃貸で光回線はなし。賃貸のため、新しく工事をするということも断念。

そこで、私のような環境の方やインターネット環境はこれからという方向けに、工事不要の対策を調べてみました。

目次

在宅ワークに望ましい環境

在宅ワークに向けて家の環境も重要です。ではどのような環境が求められているのか詳しく見ていきましょう。

①インターネット回線速度

回線速度の数値には、「bps」という単位が付いています。この数値が大きくなるほど高速になります。

さらに回線速度には「上り」と「下り」があります。

自分の端末機器からインターネットに情報を送り込む場合が「上り」です。メール・データファイル送信等のアップロードには、「上り」の回線速度が影響します。通信速度が速いほど、アップロードの時間は短縮されます。

自分の端末機器にインターネットから情報を受け取る、受信する場合が「下り」になります。会社のサーバーにアクセスして、閲覧やダウンロードするのに影響するのが、「下り」の回線速度です。

メールやLINEで使用

メール・LINEで文字だけの送受信は大きな回線速度は必要としません。1Mbps程度の回線速度であれば十分です。

しかし、画像サイズが大きかったり、枚数が多かったりする場合や、添付ファイルのデータが大きい場合では1Mbpsでは遅く感じる事もあります。

情報収集などで、在宅ワークでもウェブページの閲覧は欠かせません。

ウェブサイトの閲覧で使用

文字だけでなく写真や画像が多くあるサイトを快適に閲覧するには、10Mbpsの回線速度が望ましいです。

ビデオ会議で使用

在宅ワークでは、「zoom」などを利用したビデオ会議も欠かせません。利用するアプリや、参加人数によっても異なりますが、ビデオ会議には30~50Mbpsの回線速度が望ましいです。

会議中にほかの家族が同じインターネット回線を使用する際は、1人で使用するよりもより速い回線が必要になるので注意が必要です。

このように、在宅ワークでどのような仕事をするかによって回線速度の必要bpsが異なります。ご自宅のbpsがどれくらいなのかを把握してみてください。

回線速度は「回線速度 計測」「回線速度 測定」などのキーワードで調べると無料測定サイトが出てきます。ちなみに私の家の測定結果はこうでした。

昼間にウェブサイトを閲覧したり、スマホを使ったりするには困らないのですが、集合住宅のため夕方以降はつながりが遅くなってイライラすることも多いです。

時間帯に関係なく30~50Mbpsの回線速度を保つとなると、この回線速度ではダメですね。

②パソコンや必要機器はあるか

在宅ワークを行う上で欠かせないのがパソコンです。ビデオ会議やコールセンター勤務などの方は、音声がより聞き取りやすくなったり雑音をカットしてくれるヘッドセットもあると良いでしょう。

①でもお伝えしてきたインターネット回線も必須です。

パソコンは何万~何十万と高価なものなので各家庭にあるとは限りませんよね。在宅ワークの求人の中にはパソコン貸出をしてくれる企業もあるので、求人情報をよく見たり、面接のときに聞いてみましょう。

③静かな部屋はあるか

在宅ワークには勤務するための一部屋があると望ましいとされています。一人暮らしなら自分だけなので、誰かが入ってくるという心配はあまりないのですが、家族やペットがいると違います。

会議中に誰かが勝手に入ってきたり、ペットの鳴き声が聞こえたりという懸念があることから、在宅ワーク勤務中は自分1人の静かな空間を確保しなければなりません。

部屋のことは結構重要で、面接中に「在宅勤務ができる部屋はありますか?」と質問されることも多いです。

光回線が引けない賃貸での対策

ホームルーター

電源に接続して利用するタイプです。接続設定は簡単で、コンセントに挿してルーターの電源をオンにし、スマホやパソコンなどの接続機器でSSIDを選択し、パスワードを入力するだけです。

ホームルーターには、データ容量の上限がありません。無制限なので、長時間好きなだけWiFiを使えます。

各社の公式サイトには、「大量のデータ通信を行うと、速度制限がかかる可能性がある」といった注意書きがありますが、一般的な使い方であればほぼ制限されることはありません。


持ち運びはできませんが、ポケットWi-Fiよりは安定した通信環境が実現できます。

ポケットWi-Fi

持ち運びが可能で外出先などで利用が可能なタイプです。

こちらも接続設定は簡単で、一緒に同封されているSIMカードを端末本体に挿入し、電源をオンにします。スマホやパソコンなどの接続機器でSSIDを選択し、パスワードを入力するだけです。

ポケット型WiFiはデータ容量の上限が設けられているサービスもあり、容量を超過すると速度制限がかかります。制限時の速度は最大128kbps程度とかなり遅く、メールやラインならできるというレベルです。

外出先では便利ですが、通信環境が不安定なため大量のデータ通信には不向きです。料金によってデータ容量も異なります。データ容量を気にせずに作業したいという方は、無制限で使えるホームルーターを選んだほうが良いでしょう。

費用がかかるというデメリット

ホームルーターやポケットWi-Fiを使うという対策を書きましたが、それらにはやはりデメリットが存在します。それは費用がかかるということです。

ホームルーターは月に約5000円前後の予算です。ポケットWi-Fiは月に約2000円からありますが、データ容量や速度を考えるとやはりホームルーターと同額の予算になりそうです。

在宅ワークの仕事を得るためとはいえ、結構な出費だなという印象です。

パソコン貸与同様に、会社が貸出しているルーターが無いか、費用は会社に負担してもらう制度が無いかなど聞くことも手です。

家計のことを考えると、固定費がアップすることは家計にとってだいぶ痛いですよね。

通信会社によっては、初月が安くなったり、ギフト券によるキャッシュバックを行っているので各社比較するサイトを参考にするとより安く契約できます。

光回線がなくても、在宅ワークで働きやすいかについて調べてきました。今回は回線についてでしたが、また別の視点から「在宅ワークで働くためには」というテーマで調べてみます。

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この記事を書いた人

こんにちは。mimiです。
在宅ワークを目指し、日々模索しています。

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