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30代の終活。 人生を逆算して見えた残り時間とやりたいこと

老後に備えていくら必要とか、将来年金はもらえるのかとか、お金は資産運用して自分で増やすことを勧めるような社会風潮とか、今の私は将来について大きな不安があります。数年前まではこんなに将来のことに対して不安だっただろうかとたまに考えたりしますが、そんな不安感が軽くなることはあってもなくなることはなさそうです。

そんなとき、終活という言葉にとても興味がわき、今からでも早すぎることはないと知りました。いつ病気になるか分からないし、いつ交通事故にあうか分からない。終活を考えてみてどんな変化があったのか書いていきます。

目次

30代の今、終活について考え始める

終活とは
人生の終わりに向けて、自分自身や残された家族のことを含めて考える活動のこと

終活の具体例
・荷物の整理
・医療や介護に対しての考え方を整理  
・財産の管理・整理
・どんな葬式にするのか
・お墓や散骨などについて
・遺言書を作成し、相続について決定する
・老後の資金と住まいの検討
・連絡先をまとめる
・老後にやりたいことを整理する

私が終活に対して想像していたよりも沢山やるべきことがあり、人生が終わることを簡単に考えてはいけないと感じました。終活は兄弟姉妹はいるか、独身か既婚か、子どもはいるかいないかなど色々な状況で変わってきたり、その関係性が良いか悪いかによっても変わってくる、難しい面もあります。

例えば、生涯独身であれば自分で決めておくことはたくさんあって、身寄りより外部に頼ることが多くなると予想すると、それだけ費用がかかります。既婚であっても安心という訳ではなく、家族の関係性の悪化や離婚など予想できない事態も考えられます。

あらゆる事態を想定しながら、終活もそのときそのときで更新していかなければなりません。

人生の逆算をして見えてきたこと

私は何歳まで生きられるのだろうか

そんなことを考えたことはありますか?

人生の逆算というとネガティブにも聞こえますが、私は逆にポジティブに捉えました。なぜならば、男の平均寿命は79.64年、女の平均寿命は86.39年 (厚生労働省 平成22年簡易生命表より)というデータがあるので、何となくの目安年齢があるからです。もちろん、元気に過ごせる健康寿命ではないのでそのことは加味して考えなければなりません。

私の中で、途中で病気になることはあるかもしれませんが、70歳くらいまでは元気に過ごすという目標ができました。となると、私は今30代なので、元気な期間はあと40年も無い。体は年齢とともに弱っていくので、活動的な行動ができるのはもっと短い。そんなことを考えると、自分が今やれることの優先順位が自ずと決まってきました。

第一優先は、体を使う活動や行動。私にとっては妊娠・出産・子育てもこれに当てはまります。年齢が少しでも若いときのほうが、母や友人の意見や科学的データからも優先すべきことだからです。また、個人的には移動が長時間かかる海外旅行や、アスレチックなど体に負担をかけそうなことも、できるならば若いうちにできると理想です。

人生の逆算をして、どんなことを考えましたか?

限りある人生の中でやりたいこと

やるかやらないかは置いておいて、やりたいことを書き出していくだけでも何となくテンションが上がります。私は終活を意識する前から、毎年元日には1年の目標をいくつか立てるということをしてきました。1年の中での目標なので人生という長い期間ではありませんが、それでも目標を立てただけで終わることもあります。やりたいことというよりも、自分に課した義務という感じでやるべきだと思って書くので、やる気が出ないんですよね。それでも、今回のように人生のリミットを意識すると、それではだめだなということに気づきます。

終活、そして具体的例を通して考えると、終わりを意識しながら今を楽しむということが最大の目標です。

私が日頃からやっていることで終活につながっていることは、荷物をあまり増やさないということです。ミニマリストほどこだわってはいませんが、いつかの引っ越しのために物をあまり買いません。今持っている物も、1~2年に1度全部出して、いるかいらないかを判断していらないものは捨てます。思い出がつまっているものは捨てられませんが、それでも段ボール2箱分くらいです。

また、数年前から遺言書を作成することに興味があり、色々調べているのですが、有効な遺言書として遺すには条件があったりして、実際にまだ取り掛かれていません。

終活について考えることは、自分が何をやりたくて、優先したくて、楽しみたいのかをリアルに考えさせてくれます。人間誰しもやってくる最期を、不安ではなく、やりきったという気持ちで迎えたいですね。

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